トップページ はじめての海外旅行TOP > 海外旅行ビギナーズ入門 > はじめての中国(大都市編)


はじめての中国(大都市編)

はじめて中国を旅する人向けに、実際に旅をした日本人の目から見た印象をまとめました。(2009.07)

好感度

まず、サービス業に従事する人種はあまり愛想が良くないように思います。旅行者が関係してくる商売で言えば、ホテルのフロント、ツアーで行くお土産屋、ツアーで行くレストラン、電車の駅職員、チケット売り場の係員などが思いつきますが、無愛想で、ちょっと腹立たしい態度である場合があります。

中国では「服務員」といいますが、ニコリともしない、融通が利かない、すぐに「没有」(ありません)と言う、つり銭などを投げてよこしたりと、ちょっと日本では考えられない態度である場合がありますが、初めからこんなものだと知っていたら腹も立たないし、何とも思いません。

しかし、ここ2年ほど訪れた中国では、あまり感じなくなってきました。私が慣れただけというのもありそうですが、確実にサービスが向上しているような気がします。

また、サービス業でもツアーで連れて行かれるような店ではない、街のレストランや食堂、デパートや街中のショップの店員は、愛想がいいし、親切でした。

反日を感じるか

中国で特に気になる部分でしょう。私は今までに旅行者として何回も中国へ行きましたが、そういう態度を取られたことはありません。それは短期間であるのと、旅行をしているだけなので、表面しか分からないからだと思います。また、黙っていたら日本人とバレないからかもしれません。

結論として、旅行に行くだけなら何の問題もないと思います。ただし、日本を目の敵にしている人は大勢いると思われますので、必要以上に日本人をアピールしない方がいいと思います。

言葉について

中国は国土が広く、多民族国家なので、例えば中国語が話せなかったとしても「中国語が話せない=外国人」とはなりません。中国語だけでも北京語、広東語などと全然違うように、地方の言葉は通じなくても当たり前のようです。そのため、長期旅行で身なりが悪かったりすると、日本語で話したとしても(日本語がどんな言語か知らないから)田舎から出てきた中国人として見られることもあります。

また、英語はほとんど通じません。通じるのは、空港、ホテル(比較的大きな)、免税店、ツアーで行くお土産屋などで、一般人では比較的若い人なら通じる場合が多いです。街の食堂ではまず通じないと思ったほうがよいでしょう。

ここでは筆談が有効的です。しかし、中国の漢字は簡体字といって、日本で使う漢字よりも略されているので注意しましょう。簡体字は初めは戸惑いますが、すぐに慣れて知らない字でも何という字か見当がつくようになります。

また、単語が日本と違う場合が多いので、そのあたりも注意しましょう。しかし漢字は、やはり自分たちの使っている文字なので、日本にない漢字や単語でも英語を覚えるよりすぐに覚えてしまいます。例えばこんな単語がよく出てきます。

  • 知らなくても推測できる単語
    「洗手間」「衛生間」「厠所」(トイレや洗面所)
  • 日本と違うけどすぐに覚えられそうな単語
    「昨天」「今天」「明天」(昨日、今日、明日)
  • ちょっと紛らわしい単語
    「猪」(豚のこと)、手紙(トイレットペーパー)、湯(スープ)

チップは必要か

中国では基本的にチップが必要な場合はほとんどありません。日本と同じ感覚でよいと思います。

治安

中国(大都市)では治安は比較的よいですが、もちろん日本と同じで雰囲気の怪しい所や夜の人気のない場所など基本的な防犯意識は持っておかなければなりません。また、私たちは旅行者であると同時に日本人なので、トラブルに巻き込まれる可能性は有りうるということを念頭に行動した方がよいでしょう。

通行人に道を聞く

英語があまり通じないので、場所の名前の漢字を見せるか、地図を見せましょう。比較的若い人だと英語が通じる可能性が高いので、若い人を選ぶようにしましょう。老人の場合は、字を読めない人がいるので(何度もそういう人に出会った)中国語ができない人は難しいです。

中国の道は基本的に路地でさえも道に名前が付いているので、完全に迷ってしまうことは少ないです。なるべく細かい所まで載っている中国語の地図を手に入れましょう。

物価

物価は安いです。一般的な観光客向けのお土産屋は、基本現地の観光客向けなので、外国人の私たちが欲しいと思えるものとちょっと違うようなものが多いです。観光地にある外国人向けのお店はぼったくられる可能性もありますが、別のアジア諸国に比べて、そこまでめちゃくちゃな金額を言ってくるような店は少ない印象でした。

また、おつりがない場合が非常に多いので、なるべく細かくしておきましょう。カードの使える店は少ない印象です。

外観が立派なレストランなど躊躇しそうな店構えでも日本の物価を考えればとても安くて美味しいです。

食事

小さな食堂では店内に入って、まずカウンターで注文してその場で会計をすませ(食券がもらえる場合がある)席につくパターンの店と、食べ終わった後、席やレジで会計をするパターンの店があります。

席に着くと、メニューを渡すと同時に店員がオーダーを待っている場合が多いです。あせらず、ちょっと待ってもらいましょう。それでも結構すぐに注文を聞きにきます。中国では飲食店の店員はどこもキビキビしている印象があります。

おいしい店は混んでいる場合が多いので、それを目安に店選びしたらいいと思います。また、大抵の店は残った料理はお持ち帰りできます。中国ではそれが当たり前なので、遠慮なく言えばお持ち帰り用のセットを作ってもらえます。

量は日本の中華料理屋と同じくらいで、当たりだったらめちゃくちゃおいしいです。メニューはだいたい推測できますが、少し食べ物に関してだけでも漢字を覚えていけば、失敗せずに済む確率が高くなります。

トイレ

特に北京では公衆トイレがとても多いので、心配ありません。しゃがんでするタイプが圧倒的に多いです。都市部でも昔はとんでもないトイレがありましたが、今は問題ないようです。(昔は、ドアに鍵がない、そもそもドアがない。ドアはあるのに仕切りが無い?、溝が1本あってそこに水が流れていて、各自またいで用を足す。下流にいると上流の人のブツが流れてくる。)田舎ではもっとすごいトイレがあるそうです。

街歩き

外見が中国人と変わらないので、黙っていたら外国人とは思われません。観光客目当ての変な人に声を掛けられる心配はしなくてもいいと思います。

特に北京は、通行人はものすごく無秩序なので、人ごみはすごく疲れます。また、痰を吐く人が非常に多いので、不快になります。順番抜かしもよくあるので、並ぶ時はモタモタしないことです。

車は突っ込んでくるので、横断歩道が青でもよく注意した方がよいでしょう。現地の人に続いて渡ると渡りやすいです。

地下鉄は発達していますが、古い路線はまったくバリアフリーのことを考えていません。良くて、上りのみエスカレーターがあることがありますが、あまり期待できないので、スーツケースの移動の場合は大変です。


[海外旅行ビギナーズ入門]に戻る



関連記事