コスタクラシカ東南アジアクルーズand香港・マカオまでどっぷりアジアでいっちゃうぜ3週間の旅 3日目

いよいよクルーズ船は香港を出航した。今日は1日航海日。初めての船旅で、どんなクルーズライフを送れるのか?

コスタクラシカ東南アジアクルーズand香港・マカオまでどっぷりアジアでいっちゃうぜ3週間の旅の旅程

※2017年5月14日に記事の修正、見直しを行いました。


3日目(2010.11.7)

※注意 今回の文章には不快となる表現が含まれています。食事前・中・後の方はお気をつけ下さい。この文章をお読みになって気分が悪くなっても、苦情は一切受け付けませんので、ご了承下さい。

悪夢の始まり

うわ~なんだ~???地震?誰だ!揺さぶるのは?ぐらぐらするー!頭が揺れる揺れる揺れる???

目が覚めると見慣れない天井が。あっ!そうだ!船に乗っていたんだった。それにしても随分と波が荒い。トイレに行こうとベッドから立ち上がると、ふらふらした。

なんだか起きた直後だというのにもう便意をもよおしてしまった。トイレで用を足すと、急激にお腹が空いてきた。内臓が活動を始めたようだ。

すると、急に胃がムカムカしてきた。きっとこれは空腹のせいだな。お腹が空きすぎると気分悪くなるもんな~。あっ、そうそう酔い止め飲んどかないと!

そうして、水と共に薬を飲むとますます気分が悪くなってきた。ヤ・・・ヤバイ、これは早く腹に何か入れないと、船酔いになってしまう。えっ?もう船酔いになってるんじゃないかって?いや!これは空腹のせいなんだ!

こう自分にいい聞かせ、朝食会場へ行こうと出口へ向かったとき、トイレの便器が見えた。

あっ!あれに吐けば楽になれるかも・・・。そう!今までそこまで行きたくなかったのに、トイレの順番待ちで後ひとりで自分というときに、急にめちゃくちゃ行きたくなる現象のようなことが起きた。

うっ!もうダメ・・・。そして、次の瞬間には便器に向かって走っていた。

認めたくなかったけど・・・これは船酔いかも・・・。しかし胃をからっぽにすると、急に楽になったので、そのまま朝食会場へとむかった。

葛藤

朝食はビュッフェ形式で、大変混雑していた。とりあえずあっさりしたものを!というわけで、スイカの切れ端を2切れとジュースとパンを取ってきた。

スイカを2切れ食べたところで、またまた気分が悪くなってきた。もうこれは我慢の限界を超えている・・・とりあえず部屋に戻ろうと、帰りかけた時、トイレの文字が目に写った。

あっ!とりあえずトイレに入ろう・・・と思ったが、清掃中の看板が出されていた。しかたない・・・やはり部屋に戻ろう。しかし、今まさにトイレに行けると思ったのに、急に誰かに割り込まれてトイレに行けなかった時に、もう我慢できなくなるように、私の胃の内容物はもう出る気まんまんだったようだ。

まだトイレに行けない・・・と思った瞬間私の胃の中身はもう食道を逆流し始めていた。

どうする???ここで吐いて撒き散らすか?しかしここは食堂だ。そんなことをしたらレストランでゲロを吐いた東洋人として、この先みんなの記憶に張り付いてしまう。それだけはなんとしても避けなければ!

一瞬の内にそう判断した私は、手の中に吐いた。そして、清掃中のトイレに駆け込んだ。

びっくりしたのは清掃スタッフである。私の手の間からはゲロが・・・いや、そうではなく赤い液体が流れていたからだ。なんでゲロが赤いの??そう、さっきまで食べていたスイカのせいだ。

もう、これじゃあ、なんか私結核患者みたいじゃん!ゲロを吐いた東洋人ってのもいやだけど、へんな病気持ちの東洋人ってのもいやだ~~~!!!

自己嫌悪

奇跡的に服を汚さなかったおかげで、何事もなかったようにトイレから出た。

そして、そのまま足がふらふらと勝手に動いて、プールサイドまで来てしまった。そのまま一直線にデッキチェアまで行って、バスタオルをかぶって横になった。

ふと目を覚ますと、プールサイドのプログラム「Muscle Revival」というのが始まっていた。インストラクターらしきお兄さんと白人のおばさんと私の母親の3人だけだった。

クソ~、私も参加しようと思ってたのに!その時はすごく残念に思ったが、結局、内容はただのストレッチ体操だった。

「Muscle Revival」のようす

「Muscle Revival」のようす

しばらくその様子を見ていたが、すぐに気分が悪くなったので、睡眠に入った。しばらく経って、誰かが大声で話す声が聞こえて目が覚めた。それは私の母親だった。普段から声が大きいが、英語になったら更に大声だった。

母親は、先程のインストラクターとお茶を飲みながら楽しそうに雑談していた。それにひきかえ私ときたら・・・。こんなリゾート空間の中で一人船酔いに苦しむとは・・・。ああ、なんて情けない。自己嫌悪に浸っていた。

プールサイドのようす

プールサイドのようす

その後も、たまに目を覚ましては、ちょっと起き上がってみたものの、気分悪さがぶり返すだけだった。

昼も大分過ぎて、ちょっとお腹が減ったような気がしてきた。考えてみれば唯一食べたスイカもすぐに出してしまったので、ずっとお腹の中はからっぽのままだった。

ああ、このまま船を降りるわけにもいかず、私は何も食べられず、下船する時にはやせ衰えているのではなかろうか・・・。と悲劇のヒロインを演じていると、母親がビュッフェから飲み物を持ってきてくれた。
「調子はどう?、はい、コーヒー。」

気分の悪い人間にコーヒーなんか勧めるか?!とちょっとムカッとしたけど(しかも母親自身は水を飲んでいた)、背に腹は代えられない・・・。と、ひと口飲んだら、あれ?おいしいっ♪どうも喉も渇いていたらしい。

親不孝者の娘はせっかく持ってきてくれた母親に文句をたれたくせに、全部飲みきった。

避難訓練

乗客は、避難訓練に参加することが義務付けられており、全員参加が必須だった。これをあなどってはいけない。なんせ、先月本当にこの船は貨物船と衝突して、本当に避難する目に遭ったのだから。

部屋に設置されている救命胴衣を着て、避難場所に指定されているカジノへ向かった。救命胴衣を着るのは生まれて初めて。

避難訓練といっても救命胴衣を着て、指定の場所へ行くだけだった。普通の状態なら超簡単なんだけど・・・。

船酔いの中、変なもの着さされて、ぞろぞろと移動させられるのは本当につらい!私の心の中は、救命胴衣にゲロ吐いたらどうしようとそれだけだった。

避難訓練のようす

避難訓練のようす

復活

避難訓練が終わると、ビュッフェではお茶の時間が始まっていた。私は避難訓練ですべての体力を使い果たし、ついに部屋でダウンしていた。

すると母親が、ケーキとかパンとか色々持って帰ってきた。私はお腹はすいているけど気分が悪いという状態で、果物なら食べられそうだったので、バナナを食べた。

すると、大分気分はましになった。そして、気が付いたら波も穏やかになっていた。

5:30からは、フィリピン・マニラに上陸するために検温が必要だとかで、検温会場へと向かった。

そこで日本人乗務員のHさんにお会いした。日本人乗務員は日本人のためのサポートをしてくれる人だが、今回日本人の乗客は3人。そのうち一人は外国人の日本人妻だったので、サポートが必要な日本人というのは、すなわち私たち親子だけだった。

そのHさんがちょっと強力な船酔い薬をくれた。いや、別に強力じゃないかもしれない。もしかすると船酔いの薬ですらないかもしれないが。

しかし私はみごとに暗示にかかって、その薬を飲んで1時間経つか経たないかの内に、船酔いはすっかりよくなってしまったのである。そして、夜のディナータイムにはきっちりと回復し、イタリアンを満喫したのだった。

■本日の夕食(ちょっとあっさりめにした)

パン

果物

コロッケ

ブロッコリースープ

サラダ

サーモン

デザート

ケーキ

管理人メモ

【本日の予定】
避難訓練
検温
ジャグリングショー
船内新聞「Today」より
【今日の天気】
天候 曇り
気温 23℃~28℃
海 とても荒い~穏やか

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