コスタクラシカ東南アジアクルーズand香港・マカオまでどっぷりアジアでいっちゃうぜ3週間の旅 13日目

クルーズ船・コスタクラシカ号は、ベトナムのダナンに寄港した。前回ダナンに行った時に行けなかった場所・五行山まで足をのばしてみた。

コスタクラシカ東南アジアクルーズand香港・マカオまでどっぷりアジアでいっちゃうぜ3週間の旅の旅程

※2017年5月16日に記事の修正、見直しを行いました。


13日目(2010.11.17)

五行山への道

昨日からの揺れは、ベッドで横になっていても分かるほどの大きさで、頭がぐらぐらしてきた。
もう勘弁してよ~。
デッキとか広いところだとまだ耐えられるけれど、自分のキャビンとか廊下に立っていると、本当に気分が悪くなりそうだ。

しかし、やがて揺れが収まってきた。そう、ベトナム・ダナンに到着したのだ。ダナンはベトナム中部に位置するホーチミンに次ぐ大都市のひとつだ。

ダナンには観光すべきところがたくさんあるが、私は以前に訪れたことがあり、主要な観光地はもう行ったことがあった。母は初めてなので、ツアーに入ってひととおり見てもよかったのだが、ツアー代金がけっこう高かったのと、私がまだ行ったことのない「五行山」に母も興味を持ったので、自分達でそこを中心に回ってみることにした。

事前に調べた結果、ローカルバスで行けそうだったが、どうやって行くかは最後まで迷った。というのは、現地滞在形の観光だったらそんなにも不安はないのだが、今回は船に乗り遅れたらアウトなので、あまり行き当たりばったりはできなかった。

また、乗ろうと思っているバスはホイアンまで行ってしまうバスなので、降り損なったらどうしようという不安も尽きなかった。だけど、タクシーで行くのはやっぱりつまらないので、バスで行こうということになった。

ダナンの港も相変わらず街から離れた寂しげな所で、周りにはほとんど何もないところだった。そこからシャトルバスでダナン中心部まで行った。

バスの発着場は、駐車場のようなところで、そこに観光案内所が設置されていた。正確に言うと案内所というよりは旅行代理店出張所なのだが、タダで地図が貰えるので行ってみた。
「ここからローカルバスで五行山まで行けますか?」
何て答えるか興味があったので、そ知らぬ顔で聞いてみた。
「外国人には無理。タクシーをチャーターしなさい。」
料金表を見たら1日1万円くらい。高っ!まあ、私達はカモですから。

金額が安ければ半日ツアーなどもいいかな?と思っていたけど、完全外国人料金だったので止めた。

「地○の歩き方」の地図を見てバス停の場所へ行ってみると、なんとなくバス停らしき感じのところがあったので、しばらく待ってみることにした。

5分~10分ほど待っていると、「ホイアン」と書かれたバスがやってきた。もちろんワンマンバスではなく、車掌がいるバスだったので、行き先を言ってみるとこのバスでよいと言われた。

料金は片道25000ドン。これは外国人料金で、現地人はもっとずっと安いそうだ。

前回ダナンへ行ったとき、五行山の前を通って何となく道は覚えていたので、バスからの車窓を眺めながら、記憶がどんどんと甦ってきた。五行山は英語では「マーブル・マウンテン」と言って、大理石で有名な場所である。みやげ物屋に大理石を扱う店が出てきたら、五行山は近いということになる。

そろそろかな?と思っていたら、車掌さんが合図してくれて、さらに五行山の場所も教えてくれた。親切な車掌さんだった。五行山は山なので場所はすぐに分かったけど、どこが入口かが分からなくて(普通の人ならすぐに分かったと思うけど、方向音痴なもので・・・。)ようやく観光バスがたくさん停まっている場所にたどり着いた。意外とすんなり来れたのでよかった。

五行山の大理石の土産店

五行山の大理石の土産店

3度も山を登る

五行山入口

五行山入口

入口で入場券を買い、中は広いので地図を貰おうと思ったら有料(15000ドン・約55円)だったので、高いなぁと思いながら買ったら絵葉書付き(しかもけっこうな枚数)だった。だったらこのお値段でも納得。

地図兼絵葉書

地図兼絵葉書

入ったらもういきなり階段である。登り始めてすぐに知った顔に出会った。ブルネイでのツアーでお世話になった中国人添乗員のねえちゃんである。お互い「あっ!」と気付いて、向こうはもう観光を終えて帰るところだそうだ。

先頭を行く添乗員のねえちゃんの後ろには、ぞくぞくとコスタの乗客達が現れた。たまに知った顔がいたけど、こちらはほとんど覚えてない人達なのだが、すれ違う度に彼らは「あっ!」という顔をして、私達に気付いて声をかけてきてくれた。

そういえば、私達ってば船の中ではマイノリティだったんだっけ。やっぱり西洋人ばかりの中では目立ってたんだろうな。

彼らと別れてからも階段は続いた。ここ10日ほど自堕落な生活を続けていたので、結構きつかった。

五行山の階段

五行山の階段

頂上に着くと、仏教寺院や仏塔があり、庭は綺麗に整備されていた。観光客も多く、何やらベトナム語で寺中に響き渡る放送が始終流れていた。寺院にもモザイク装飾が施されており、ディテールが東洋とは少し違っている。

■五行山 最初のビューポイント

最初のビューポイント

最初のビューポイント

最初のビューポイント

最初のビューポイント

■建物ディテール

建物ディテール

建物ディテール

植物が南国のものなので、庭園も独特の雰囲気を醸し出していた。どんより曇った天気と霧がかった天気が非現実的で、まるで時が止まったかのよう。

■寺院の植物

寺院の植物

寺院の植物

寺院の植物

寺院の植物

展望台へ行って下界を眺めると、ずっと続いている平野にコブのような大理石の山が突き出していて、独特の風景だった。

展望台からの景色

展望台からの景色

さて、これで終わりかなと思い帰りかけたが、絵葉書の写真に載っている洞窟を見てないことに気付いた。それどころか地図を見たらまだまだ道は続いているようだった。だけどこれ以上行ける道が見つからなかった。

コスタの人達が来た道を降りてきたということは、ここまでなのか?後からどんどんやってきた団体観光客もみんな来た道を戻って帰っていった。

そういうわけで来た道を帰ったけど、脇道もなく入口に戻ってしまった。母に「もう一度上に行って道を探してきて!」と言われ、またきつい階段を登り、頂上まで行ったけど道は発見できず、また階段を下り入口にもどって受付の人に聞いてみたら「奥にある。」というので、またまた階段を登り頂上まで行って、合計3回も山に登ることになってしまった。

そして遂に3回目にして、目立たないところにある道を発見して、その奥に洞窟があった。おそらく団体観光客は、全部は見ず、この洞窟まで見て引き返しているのだろう。

私が道が分からなくてうろうろしている間に団体観光客は去り、五行山の一番の見どころであるこの洞窟は、ちょうど誰もいなくなっていた。

外部の光は遮断され、天井からかすかに入る淡い光が幻想的だった。また完全に外部の音は消えて、静寂につつまれている。音といえば、洞窟内に天井から落ちるしずくの音のみが聞こえ、しかもその音は反響して、独特の雰囲気を持つ空間となっている。ここにいると気持ちが澄んでくるようだ。

Hoa Nghiem Cave

Hoa Nghiem Cave

それに続くHuyen Khong Cave

それに続くHuyen Khong Cave

まだまだ続く五行山

洞窟から先は急に人が減った。というか、ほぼ90%の観光客は洞窟で引き返してしまった。そういうわけでここから先は独占状態。

引き続き、今度は別の洞窟があった。ここも真っ暗なので、懐中電灯をレンタルできるようになっていた。もちろん、懐中電灯は私の旅の必需品なので、無駄な出費はしなくてすんだ。

■洞窟

洞窟

洞窟

比較的新しい建造物は漆喰で出来ており、装飾はすばらしいが腐食も激しかった。洞窟の辺りが頂上だったので、後半は山を下りながらの見学となったので楽だった。最後にドドーンと純白の大仏が現れて、五行山のしめくくりとなった。

■五行山 後半部分

五行山

五行山

五行山

五行山

山を下りたら出口があり、もう1ケ所洞窟が単体であったけど、別料金だし疲れたのでそこは見なかった。

五行山、意外と見どころもあり景色もよかったので、かなりオススメだ。

帰りには大理石屋も少しのぞいてみたが、大理石って重いんだよね~。安いし欲しかったんだけど、もう今の時点でぱんぱんなスーツケースのことを考えたら諦めざるを得なかったのが残念。

遂にぼったくられる

帰り方向のバス停は、着いたバス停の向い側にあった。ちょうど昼間だし何分待つか想像もつかなかったが、根気よく待とうと覚悟して待っていた。が、意外とすんなりやって来た。車掌にダナンのフン市場に行きたいことを伝えると、O.Kサインが出た。

行きに25000ドンだったので、二人分で50000ドン。えーっとこの札は10000ドン?

何をしているかというと、ベトナムドンはえらい桁数のわりに大した金額ではないので、札は0だらけ。だんだん訳が分からなくなってくるのだ。気を付けているつもりでも一瞬分からなくなるときがある。

ちょうどそんな瞬間だった。

車掌が来て、「あっ、この札だ。二人分ね。」と言って私の手からさっと抜き取った。「えっ?なんでそんな計算?」10000ドンだったら安すぎない?でも、よくよく抜き取られた札の残像を思い浮かべると10000ドンじゃなくて、100000ドンのような気がしてきた。

ということは、2倍の料金を取られちゃったんだ。くやし~!!つい油断してしまった。しかし気付くのが遅すぎて、抗議のタイミングを逃してしまった。

ダナン市内観光

市内は特に見るべき所はなく、「Big C」というショッピングビルへ行くことにした。

歩道のいたるところにバイクが停めてあって、歩道を歩きたくても歩けない。道路はばんばんバイクが突っ込んで来るので危ないし、歩くのにすごくストレスのかかる街だった。

「Big C」前

「Big C」前

だから大した距離でもないのに「Big C」まで行くのにすごく苦労して、やっとここで昼食をとろうということになった。ところがケンタッキーとロッテリアしかなく、やっと見つけた店は3席くらいしかない小さなフードコートだった。

あまり期待しないでショーケースをのぞくと、バイン・ミーがあった。おお!バインミー!2回もベトナムに行ったのに、1回も店で食べたことのないバイン・ミー。だって外の炎天下の中で売ってる露店のバインミーってなんだかお腹壊しそうで食べる勇気がなかったんだもん。

というわけで、初バインミーのお味はというと、とってもGOOD!ホーチミンでは母には不評だったベトナム料理だが、このB級グルメのバイン・ミーだけは、母にも絶賛という評価をもらえた。

バイン・ミー(ベトナム風フランスパンのサンドイッチ)

バイン・ミー(ベトナム風フランスパンのサンドイッチ)

あと、揚げパン屋もあったので、1個2000ドン(約8円)買ってみて食べたら、思ったよりおいしかった。作るのを見ていると、生地を油に入れるとどんどん膨らんでいって、キツネ色に揚げあがったら出来上がり。「バイン・ティウ」というらしい。

■バイン・ティウ

バイン・ティウ

バイン・ティウ

お昼をとるために両替したのにとても安く済んでしまったので、「Big C」内のスーパーマーケットで買物することにした。やはりホーチミンのスーパーとは違うものがたくさんあり、おもしろかった。

中でもマギー「青菜炒めの素」が大きなスペースにそればかり積んであり、需要の高さを窺い知れた。そういうわけでこれはゲットしておいた。

後日、これは買って正解だったことが判明した。というのは、ベトナムでいつも食べる空芯菜の炒め物が、この調味料をかけることで同じ味が日本でも再現できたからだ。味の秘密はこれだったのね。

マギー「青菜炒めの素」

マギー「青菜炒めの素」

「Big C」の前には市場があって観光客の私達に買うものはなかったけど、庶民の生活が間近で見られて楽しかった。まだお金が余っていたので飲み物でも飲もうと思ったけど、ダナンの街って意外と何にもなかった。

また、ガイドブックに載ってるお店はその多くがもう開発のためになくなっていたりして、無駄足が多かった。ここも中国のようにどんどん新しいビルが建って発展していってるんだなという印象だった。まだ少し滞在時間に余裕があったが、もう帰ることにした。


船に戻ったらちょうどティータイムだったので、いつものデッキテラスでお茶を飲んでいると、隣の席のグループの話が盛り上がっていた。

各自行った旅の感想を言い合っているのだが、タクシーでぼられたとか、こんな酷い目にあったとか、聞いていたら結構みんな大変な目に遭ったみたい。

まだバスでボラれたかもしれないという悔しさが胸に刺さっていたが、何だか些細なことのように思えるようになった。

クルー出演ショー

今日のシアターのショーはなんと、クルー自らが得意な芸を披露してくれるという、クルーによるショーだった。はっきり言って学芸会みたいなショーだったけど、アットホームでよかった。

まずは男性クルーの弾き語り。まあ、素人なので歌もそこそこ。大勢いるクルーの中でも少しでも芸があったら出演することになっちゃうのかな。

次は女性クルー5~6人でインドのポップミュージックでダンス。みんなまだあまり振り付けは覚えきれていない模様。仕事の合間に練習もしなくちゃいけないから大変だ。みんなかなり恥ずかしそう。

今度はコックさんによる独り芝居(アクロバット付)。これはけっこううまい。芸達者な人がいるものだと感心した。そして、また別の人が歌ったり、さっきの女性クルーが別の踊りを踊ったりと、ショーは進んでいった。

そして、最後はいつも司会をしているエンターテーメント担当の女性クルーのEさんと男性クルーJさんの登場である。

初めはいつも司会をしてくれているので、ショーに出演することは予想できたけど、トリを飾るJさんとEさんのデュエットが始まって驚いた。

Jさん歌上手すぎる・・・。
さっそうと奥から登場したJさんの歌は他の素人歌とは比べ物にならないほどの歌唱力。というか歌手として紹介されたらそうかなって思ってしまうほどの上手さ。普段から舞台に立っているので不慣れ感もまったくなく、もう完全に今までのショーはJさんの引き立て役になってしまった。しかも2曲歌ったし。

後で日本人乗務員のHさんに「Jさんは元歌手か何かですか?」と聞いたら、全然そんなことはないそうだけど、ある意味度肝を抜かれたショーとなった。

今日は夕食の席でもウエイターが途中で踊ったりするイベントがあり、船の旅もクライマックスに近づいている感じがした。なんだか久しぶりに身体を動かしたせいか(無駄に山を3往復もしたので・・・)お腹もすいて、また早くに寝てしまった。

フキンを振り回す西洋人

フキンを振り回す西洋人

踊りだす人達

踊りだす人達

■本日の夕食

カルパッチョ

前菜

ミネストローネ

パスタ

魚料理

肉料理

ショップ情報

Big C
ダナンの中心部のコン市場前にあるショッピングセンター。
ベトナム料理│海外旅行グルメ紹介
過去にベトナムで食べた料理を解説付きでまとめています。
ベトナムのお土産 │ 海外旅行戦利品
ベトナムのお土産を解説付きでまとめています。
ベトナムのおみやげ│海外旅行戦利品
ベトナムの食べ物のお土産を紹介しています。一部レシピ付。

管理人メモ

【本日の予定】
08:00 ダナン到着
19:00 ダナン出港
クルーによるショー
船内新聞「Today」より
【今日の天気】
天候 曇りと雨
気温 24℃~25℃
海 荒め

スポンサードリンク

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください