Costa Classicaについて

Costa Classicaについて

コスタ・クラシカ号

コスタ・クラシカ号

■船のデータ
全長…220m
巡航速度…18.5ノット
乗客数…1,680人
総トン数…53,000トン
船室数…654室
就航年…1991年

「豪華客船に乗る」って人に言うと、すぐに「すごくお金かかるんじゃないの?」っていう返事が返ってきたんだけど、豪華客船と一言でいってもピンキリで、このカジュアル船コスタ・クルーズは、庶民にも手が出るリーズナブルなカジュアル船です。

特にこのコスタ・クラシカ号はこれからアジア路線に力を入れていくそうなので(もちろん日本にも寄港します)、日本人にも馴染が深くなっていくことでしょう。

しかし、まだまだクルーズの旅というのは、一般的な旅行の選択肢としては、候補にすら挙がらないという人が大部分ではないでしょうか。

その原因のひとつに、「情報が少ない」というのがあると思います。そのため、ますますクルーズの旅というのが、縁遠いものになっているのではないかと思うのです。

今回、この記事を機に、もっと日本人に広く知ってもらって、クルーズに興味を持ってもらい、クルーズに行く人が増えれば、日本発着の路線も増えて、さらにもっと安く色んな選択肢でクルーズできるようになれば、皆も私もHappy!という、好循環を期待しつつ、私が体験したコスタ・クラシカ号でのクルーズを紹介していきたいと思います。


東南アジア14泊クルーズ

■航路(2010.11.06-2010.11.20)
航路(2010.11.06-2010.11.20)

日にち 寄港地 入港 出港
2010.11.06 香港 中国 21:30
2010.11.07 航海日
2010.11.08 マニラ フィリピン 9:00 19:00
2010.11.09 航海日
2010.11.10 コタキナバル マレーシア 8:00 18:00
2010.11.11 バンダルスリブガワン ブルネイ 8:00 14:00
2010.11.12 航海日
2010.11.13 シンガポール シンガポール 8:00 19:00
2010.11.14 航海日
2010.11.15 ホーチミン ベトナム 8:00 16:30
2010.11.16 航海日
2010.11.17 ダナン ベトナム 8:00 19:00
2010.11.18 三亜 中国 7:00 14:00
2010.11.19 香港 中国 14:00
2010.11.20 香港 中国

船内施設の紹介

■客室キャビン(私が泊まったキャビンです。)

客室キャビン

客室キャビン

客室キャビン

客室キャビン

写真は窓側のキャビンですが、内側の窓なしキャビンもあります。そちらの方がお値段も若干リーズナブルです。スイートにはバルコニーも付いています。

部屋は申し分なく、すごく快適でした。私達のキャビンはエキストラベッドが仕込まれていたのでなかったのですが、ソファと椅子が置かれている部屋もありました。

掃除も行き届いており、1日に2回もスチュアートさんが来てくれたので、タオルもどんどん使って大丈夫でした。(エコじゃないけど・・・)

ところで、キャビンは豪華な方がよいか?と聞かれたら、私個人としては、キャビンの豪華さは、船の快適さにそれほど影響しないと思いました。やはり船はホテルとは違うんですね。そう!ホテルとの違いは常に揺れていることなんです。

客室キャビンにいると閉塞感からか、揺れが大きく感じ、何となく気分が悪くなるんです。だから、必要最低限の寝る、シャワー、着替える以外ほとんど居ませんでした。船酔いにならない人がうらやましい限りです。

■レストラン 【チボリ】(デッキ8・ローマ)

レストラン 【チボリ】

レストラン 【チボリ】

レストラン 【チボリ】

レストラン 【チボリ】の料理

コスタ・クルーズというのがイタリアの会社なので、このレストランではもちろんイタリア料理が出てきました。味はよかったです。特に夕食のパンは出来立てで、ものすごくおいしくてパンばっかり食べていました。

メニューは日替わりで、前菜、スープ、メイン等々それぞれにつき、何品かから選べるようになっており、サラダ、デザート以外は二度と同じメニューは出てこなかったように思います。ほんとすばらしいです。

しかし船には様々な国籍の人が乗っているので、中にはイタリアンは受け付けない人もいるでしょう。メニューにはアジアンシェフの料理が1品ずつあり、そういうものを選択することもできました。

私は最後までイタリアンを貫いたのですが、母は途中で飽きてきて、何度かアジアンシェフの料理に挑戦しました。結果は・・・う~ん。どれもイマイチ。ほんとにアジア人のシェフが作ったの?と疑問を持ちたくなるような味。やはり餅は餅屋かもしれません。

食事はファーストシーティングとセカンドシーティングに分かれており、習慣からアジア人はたいていファーストシーティングだそうです。セカンドシーチィングは普段から夕食が遅いヨーロッパ人が多いそうです。

席は、初めから指定されていて、だいたい8人席の人が多かったです。2人席とか4人席の人は子供連れであったり、船員の家族だったりと、そういう割りふりでした。

ちなみに私達は、セカンドシーティングを選択したため、ヨーロッパ人ばっかりだったので、コスタ側が気を使ってくれて、2人席に変えてもらえました。

■レストラン・ビュッフェ 【ラ・トラットリア】(デッキ10・ポルトフィーノ)

ビュッフェ

ビュッフェ

ビュッフェ

ビュッフェ

ビュッフェは朝から晩までメニューは違うけど、たいていオープンしていました。(日によって開いてない時間帯があるときもある)

ここは室内でも食べられるけど、オープンデッキとつながっていて、そこで食べることもできるんです。海を見て風にあおられながら食べる食事は最高でした。朝食はほとんどそこで食べていました。

昼のメニューは、日替わりで寄港地の料理が出されることがあったり、オープンデッキではバーベキューをしていて、ハンバーガーなんかも雰囲気のせいか、すごくおいしかったです。

お茶の時間には、何種類かの茶葉が並べられ、いつもよりおいしいお茶がいただけます。食べ物はピザ、ワッフル、ケーキ、果物などが食べ放題で、絶対にお茶の時間は外せないものとなってしまいました。

ただし、ピザは個人的にはあまりおいしくなく、ケーキもあまり洗練された味とは言い難かったです。

ここのビュッフェは無料でいつでもジュースとかコーヒーが飲めるので、貧乏性の私達はここで汲んで、プールデッキやら自分達のキャビンに持ち込んでました。そういうことがOKというのが、カジュアル・クルーズ船なのかなぁと思ったりもしました。

■プールデッキ(デッキ11・カプリ)

プールデッキ

プールデッキ

プールデッキ

プールデッキ

プールデッキはこの船で一番気持ちのいいところでした。デッキチェアでお昼寝してもいいし、海の水から汲み上げているプールで泳いでもいいし、ランニングをしている人もいました。

プールサイドではアニメーションスタッフによるプログラムが用意されていて、ダンスレッスンがあったり、クイズをやったり、ゲームしたりと、いろんなイベントに参加できます。

プールは2箇所あったけど、その内の1箇所は周りに屋根がないので、暑いし、風が強いので、肌を焼きたい欧米人にはいいかもしれないけど、肌をなるべく焼きたくない私にとっては、近寄りがたい場所でした。

とは言え、ついつい炎天下の元で長時間ダンスレッスンを受けてしまって、結局は真っ黒になったんだけど・・・。

■プールデッキ周辺(デッキ11・カプリ)

プールデッキ

プログラム

ジム

ジャグジー

プールデッキの横の建物には、ビューティーサロン、ジム、ジャグジー、サウナがあって、予約すればヘアーカットやエステ、マッサージなどが受けられます。もちろん有料なので、私は受けませんでしたが、無料で使えるジャグジーとサウナは私のお気に入りでした。

スイート以外のキャビンにはバスタブが付いてなかったので、私はお風呂代わりに利用していました。欧米人はあまり馴染がないのか、その2ケ所はいつも空いていたので、心おきなく利用できました。

ジムは船の規模からしたら立派な施設でしたが、船の先端に位置しているためか、揺れがひどく、私は10分くらいで気分が悪くなってしまってギブアップ。ほとんど船酔いしない母も、ジムに行くと気分が悪くなると言っていました。

しかし、プールで泳げなくなる夕方頃にはいつも超満員になるので、揺れが気にならない人は、大丈夫なのでしょう。

その他、美容に関してのセミナーなどもそこで開催されていました。(ただし、英語だけども)

また、プールの前には舞台があって、そこでゲームやダンスなんかをします。ゲームに参加して勝つと、コスタ・オリジナルグッズが貰えたりすることもあります。

プールサイドにはバーもあって、もちろん有料ですが、お酒を飲んだりもできます。私は、朝・昼・お茶の時間・晩と常に食事している気がして、さらに空いた時間までお酒を飲む気にはなれず、船の中では思ったより健全な生活を送っていました。

■娯楽室(デッキ8・ローマ)

娯楽室

娯楽室

娯楽室

インターネット

クルーズ中、プールに興味のない人はどうしているのかというと、船内にも色々な施設があるので、そこで過ごしています。

図書館には各国の本が置いてあり(日本の本もありました。)、借りることが出来る他、新聞を読んでいる人が多かったです。

プレイルームでは、ポーカーやマージャンをしているグループが多かったです。ここで、マージャン大会というのがあったので、私も参加してみました。香港の人とプレイして、そんな機会はなかなかないので楽しかったです。

また、デッキ8の廊下では、クラフト教室が開かれていて、色々なテーマに沿って手作りの作品を一緒に作ることができます。カルチャーセンターの教室みたいでした。

船の中ではインターネットも出来ます。といっても通信費はけっこう高かったので、利用者は少なかったみたいですが。

■バー・カジノ・ディスコ

バー

カクテル

カジノ

ディスコ

バーは船のいたるところにあり、普通のバー、ワインバー、アイスクリームバー、チョコレートバー、カフェバー、ピッツェリアと、とても豊富でした。

また、ハッピーアワーにはひとつ注文すると、2つ付いてくるというお得なシステムがあり、しかもハッピーアワーの時間帯というのが、夕方だったら5:30~8:30と、日本人からしたらどこがハッピーアワー?とつっこみたくなるようないい時間帯でした。

また、お酒1杯500円前後で、特に閉鎖空間に有りがちなとんでもない値段というわけでもなく、良心的な値段設定だと感じました。

また、さすがはイタリアの船なのか、エスプレッソやカプチーノなどコーヒーの種類も豊富で、回数券まで売られていました。

カジノは、小規模ながらひととおり揃っており、ディーラーがいる台でテーブルゲームを楽しんでいる乗客もいました。私は賭けるだけの金も度胸もなかったので、スロットマシンで少し遊んだ程度でしたが、ちょっとリゾート気分は満喫できたかもしれません。

ディスコは、その他の施設からとても離れたところにポツンとあり、しかもオープンの時間が夜の11:00~だったからか、私が行ったときは、誰一人踊ってなかった上に、客もたった2組しかいなかったので、すごく居づらくて早々に帰りました。

今回のクルーズの客層が、年配の方が多かったので、ディスコはあまり人気がなかったのかも知れません。

■ショー・パーティー・催し物

劇場

パーティー

ファッションショー

仮装パーティー

この船には劇場がひとつあって、毎日ショーが行われており、ジャグリング、歌謡ショー、テノール歌手のショー、ダンスショー、上海雑技、フラメンコがありました。

このクルーズは日程が長かったので、ダンスショーも2度あったり、歌謡ショーとダンスが一緒になったショーなど、何度も登場する出演者もいました。

特に、ダンスショーのダンサー達は色んなショーに頻繁に登場したり、ファッションショーのモデルをやったりと大活躍でした。

クルーズも終わりに近づいてくると、乗客のショー(出たい人が出る)とか、クルー達のショーとかちょっと学芸祭みたいな雰囲気になっていました。

2週間のクルーズの中でガラ・パーティーは3回ありました。その時にはみんな思い思いにオシャレして夜の時間を楽しむのですが、カジュアル船なので、そこまで格式ばった格好をしなくても問題なかったです。

とはいえ、その時の客層によることが多いようです。私の時には、割と豪華にドレスアップしている人の割合が多かったです。私もせっかくのパーティーだったので、ほとんど使うことがないドレスを着るチャンスだと思い、結構着飾りました。

その他、仮装大会とか、コンテスト、カラオケ大会など、夜のラウンジでは色んな催しがありました。よくもまあ、毎日飲んで騒いでみんな元気だなあと関心したのですが、よく考えたら乗客が1700人近くもいるんだから、同じ人が毎日騒いでる訳じゃないかもしれませんね。(中にはそういう人もいたかもしれませんが・・・)

■その他の施設

船内には何店舗かショップがあり、コスタ・クルーズ・オリジナルグッズの店、ちょっとした日用品を売る店、貴金属を売る店などホテルにあるような店と同じでした。

しかしホテルと違うのは、毎日その日その日のセール品というのがあって、結構リーズナブルな値段で売られていました。また、クルーズも終わりに近づいてくると、色んなものがセールになって、中には半額になっているものもありました。

もうひとつ特徴的なものとして、船内には専属カメラマンがいるのですが、彼らが撮った写真が展示スペースに展示されていたり、クルーズの色んなシーンが動画になってDVDになっているものがあったりと、それらを購入することもできました。

寄港地について

■各港での歓迎の催し物

フィリピン

コタキナバル

ブルネイ

ベトナム

クルーズでの各寄港地への乗り入れは、とっても簡単です。税関手続きなどは船の中で係員が代理で行ってくれるので、私たち乗客は船から降りるだけです。(国によっては自分達で入国審査が必要な場合もある)

港では歓迎のしるしに、民族のダンスなどが催されている場所もありました。また、出店が出る場合もあるようで、観光に行かない人でもお土産を買ったり、ダンスや音楽を聴いて港で楽しむこともできるようになっていました。

香港やシンガポールなどの大都市なら港に地下鉄が直結していて移動に困ることはないのですが、たいてい港は少し辺ぴな所にあって、街に出るには少し遠いところでした。

そこで、観光に行くには、①ツアーに参加する。②街までのシャトルバス(有料)に乗る。③歩き・タクシー・ローカルバスなどを使って自力で行く。の3パターンを選択しなければなりませんでした。

シャトルバスは30~40分おきに港と街の中心を行ったり来たりしているので、とても便利でした。シャトルバスの最終便は、出港に十分間に合うように出ていたので、最終便の時間さえ気にすれば、あとはゆっくり観光できました。

ツアーはそこそこ高いので、私はひとつしか利用しませんでしたが、港から出発して、港に帰ってくるので楽だし、時間いっぱいまで使えて、しかもツアーだと船に乗り遅れることがまずないので(コスタ主催のツアーなので、バスが遅れたら船は待ちます。)その点では安心です。

交渉に自信のある人なら、1日タクシーをチャーターしてもよいでしょう。コスタのツアーよりは、安くて回れると思います。ただし、トラブルがあっても自力で解決しなければならず、しかも出港に間に合わなかったら置いていかれます。船の乗客にはそういう弱みがあるから、悪質なタクシーに遭う人もいたようです。

クルーズを終えて・・・

今回のクルーズは私にとって初めてのクルーズで、乗る前に想像していた通りのことと、予想外なことと色々ありました。

想像通りだったのは、年配の人が多いということ。やはりクルーズに行けるというのは、それなりにお金と時間の余裕がないと難しいのでしょうね。

普通の社会人では2週間のクルーズはほとんど不可能だし、時間のある学生だと、金銭的にちょっときつい・・・。そうなってくると、リタイアした人が一番行きやすいということになってしまうので、当然乗客の大部分は高齢な人が多いという結果になってしまいます。

なので、自分が随分浮いたような感じがして、ちょっとさみしく感じることもありましたが、1週間のクルーズだとまた年齢層も随分変わるんでしょうね。

予想外だったのは、結構船酔いしてしまったこと。そして、逆に船酔いしてもすぐに復活できたことです。でも私は人に比べてすごく酔いやすいので、ほとんどの人は大丈夫かもしれません。

また航海が長かったせいか、酔ってしまってもすぐに復活できる方法を自分なりに発見できたので、大部分の時間は正常な状態で過ごせてよかったです。人間って適用する動物なんだなぁと関心してしまいました。

今回のクルーズでは、日本から参加している人は私と母の二人だけでした。そして、アジア人も全体の1割に満たないくらいで、大部分が欧米人でした。

でも出港日によっては日本人の団体ツアー客が80人もいたり(私達の次のクルーズがそう)、中国人が多かったりと、同じ航路でも出港日によって大分違ってきたりするそうです。そして、クルーズの雰囲気が客層によっても左右されるそうです。

また、人によってはひとつのクルーズを終えて、引き続き同じ船で2つめのクルーズに行く人もいるので、客層の違いなんかも体験できるんじゃないでしょうか。

船酔いしている最中は、二度とクルーズに行くもんか!と心の中で叫んでいたけど、結局終わってみると、また行きたいなぁって思い始めています。クルーズがクセになるってこういうことなんですね。

 

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