のんびりネパール一人旅④ チトワン編

友人たちと別れた私は、中央ネパール南部のチトワンへと向かった。カトマンドゥとは違った大自然のネパールを満喫した。

のんびりネパール一人旅

※2017年5月19日に記事の修正、見直しを行いました。


12日目(2012.01.03)

チトワンへ

私がチトワンに行くことになったのは、私の親友の友人Bさんがチトワンにいて、彼に書類を渡して欲しいと言われたことがきっかけだった。

Bさんは現在チトワンのホテルで働いているので、Bさんのいるホテルに泊まろうかなと思っていたが、フジホテルで勧められたチトワンパッケージがめちゃくちゃ安かったので、パッケージに申し込んだ。

後で分かったことだが、本当に安いパッケージで、同じホテルの同じ内容(というか、私の方が部屋も断然よかったし、日程も長かった)の別の客と話をすると、50ドルも違っていた。

そういうわけで、朝7時発のツーリストバスに乗り込んだ。私の席は運転手の横のベンチで、 そこは運転手エリアとしてドアを閉じられて別空間になっていた。

足も伸ばせるし(というか、伸ばさないと座れない) 私と親子連れ2組がそのエリアで、もしかして優先席?と思ったが、進行方向に対して横向きなので、人によっては 酔うかもしれない。

ネパールの長距離バスは、グリーンラインという高級ツーリストバスがあって、私が乗った普通のツーリストバスより10ドルほども高いが快適だと聞いていた。

しかし、今回バスに乗ってみて分かった。いくら車がよくても悪路続きでスピードはどのみち出せないなら、普通のツーリストバスで十分だということを。

バスで不安になるのはトイレであるが、ネパールにもちゃんとドライブインがあって、5時間半のドライブで2回 トイレ休憩があった。その内1回はちゃんとしたドライブインで、食事休憩も取ってくれた。

しかし、高地にいるためかネパールではあまりお腹が空かないのと、あまりトイレにも行きたくなくなるので、 まったく問題はなかった。

カトマンドゥを過ぎると、ずっと山道を行くので景色もおもしろく、楽しいドライブになった。

ツーリストバス

ツーリストバス

レインボー・サファリ・リゾート

このチトワンパッケージが私にとってよかったのは、レインボー・サファリ・リゾートに泊まるということだった。ここは、親友が長期滞在していた場所で、おすすめだと言われていたからだ。

ツーリストバスは、終点に近づいてくると、所々の停留所で止まって乗客を降ろしていった。時には村のネパリの家の前で降ろして、家族の再会シーンを窓から眺めることもできた。きっと通り道ならどこでも降ろしてくれるのだろう。ネパールのそういう大らかな面が好きだ。

終点の発着場に止まると、ホテルの客引きがジープで待っていた。そこに親友から連絡を受けたBさんも待ってくれていたが、今回はレインボーホテルに泊まるということを告げて、後でホテルで会おうということになって別れた。

レインボーホテルまでは発着場からジープで5分くらいで、ホテルは質素だがリゾート風の外観だった。私の部屋は2階の日が当る部屋で、カトマンドゥの日の当らない部屋に慣れていた私は、すごくうれしかった。なぜなら洗濯物が乾くから!乾きにくい洗濯物をためていたので、着いて早速洗濯した。

■レインボー・サファリ・リゾート

レインボー・サファリ・リゾート

レインボー・サファリ・リゾート

■ホテルの部屋

レインボー・サファリ・リゾート

レインボー・サファリ・リゾート

周辺観光

このチトワンパッケージは食事・観光付で、ここで出合った観光客全員がパッケージだった。長期滞在する以外は、 一般的なプランをこなしていくことになるようだ。

3時から周辺観光だと言われ、集まったのが、私、カナダ人の若い女の子、インド人男4人組だった。そのメンバーにガイドのアナがついて、案内してくれた。カナダ人の女の子はマロニーという名前で、彼女も一人で来ていたので、 少し話しかけたけど反応が悪かった。

チトワン国立公園周辺の観光ということで、ここで見られる動物や植物の説明、象の飼育場所やビジターセンターの展示館などに連れて行ってくれた。リバーサイドの夕日はお決まりのコースで、夕日が沈むまでアナは色々と詳しい説明をしてくれた。

■象の飼育場所 ヤギもたくさんいた。

象の飼育場所

ヤギ

■象のエサを作っているところと穀物の入った草玉

象のエサを作っているところ

穀物の入った草玉

■ビジターセンター

ビジターセンター

ビジターセンター

ラプティ川の夕日

ラプティ川の夕日

ホテルの夜

夕食の時間に食堂に行ったら、マロニーがひとりで食事をしていた。先程のツアーの時はそっけなかったので、 ひとりが好きなタイプかもしれないと思ったが、図々しく「一緒に食べてもいい?」と聞くと、O.Kと言われたので、 向かいの席に座った。

後で分かったがマロニーは人見知りするタイプだったようで、食事中に話をするうちに、だんだんと打ち解けてきた。 彼女はタイ、ネパール、インドをそれぞれ1ケ月ずつ旅していて、もうすぐインドに行くところだった。

私のことを同じくらいの歳だと思っていたようで、実際の歳を言うとかなり驚いていた。やはり日本人は海外では 若く見られるようだ。

今夜は広場でダンスがあるというので、宿泊客が広場に集まった。チトワン周辺に住むタルー族のダンスが見られるそうだ。途中にはファイヤーダンスなんかもあって、最後には参加したい人は輪の中に入ってみんなで踊った。

私はダンスが大好きなので、もちろん中に入って一緒に踊った。普段エアロビクスなんかで鍛えてるせいか、振り付けを覚えるのは一般人より早いはず。

他の参加者があたふたしているところにマロニーは結構うまい。スマートに踊っていた。最後は一緒に 歌も歌いながら(と言っても何言ってるか分からないから、適当にマネして)盛り上がってお開きとなった。

■タルー族のダンス

タルー族のダンス

タルー族のダンス

13日目(2012.01.04)

カヌーで川下り

今日も同じメンバーで、ガイドがさらにひとり増えた。そして、ガイド2人は棒を持っていた。今からカヌーに乗るというので、「その棒でカヌーを漕ぐのか?」と聞いたら、棒はジャングル内で使うという。カヌーには ちゃんと船頭さんがいて、もっと長い棒で船を漕いでいた。

川はとっても静かで、時々鳥を観察した。日本と同じような鷺やカワセミもいたが、野生の孔雀がそこら辺にいるのには驚いた。川が合流するところはカヌーが揺れて、インド人のメンズどもがかなりビビるのがおもしろかった。

■川下り

川下り

川下り

ジャングルウォーク

カヌーを下りた地点から、ジャングルの中を歩いて帰るという。トラに出合った時はどうのこうの、ヘビの場合はこうとか英語で説明してくれるけど、全然分からん・・・。トラに噛まれたらどうしよ・・・。

インド人のメンズどもは、まだ若いのでふざけたりしていたら、ガイドのアナに何度も「危ないから静かにしろ!」と怒られていた。 また、マロニーの着ていた赤い服は目立つから脱げと服の色の注意も受けた。

ヤバいこともあるのかも・・・ とちょっとビビったと同時にめったに見られない動物にめぐり合えるかもと期待が高まった。

ガイド同士のネットワーク網があるらしく、アナの携帯電話に連絡があった。ある地点でクロコダイルがいるという。 連絡を受けたらすぐに悪路を走って、現場に駆けつけた。このツアーは年寄りには無理だな・・・。と思いながら、 必死について行った。

現場に着くと、確かにクロコダイルが浅瀬に出てきていた。そして、川沿いにはサイが登った足跡が残っていた。 「今朝、ここにサイが登ったんだ」とアナが言った。じゃあ、登ったサイはどこ行ったんだ?道でサイに出くわす ことを想像したらゾォ~ッとした。

結局、遠くに象が見えた以外は、残念ながらその他の動物は見られなかったが、蟻塚など珍しいものが見れて、 おもしろかった。

■ジャングルウォーク

ジャングルウォーク

ジャングルウォーク

ジャングルウォーク

ジャングルウォーク

象の赤ちゃん

生まれたばかりの象の赤ちゃんがいるということで、エレファントセンターに連れて行ってもらった。 生まれて3週間の象はすごくちっちゃくて、まだミルクを飲んでいた。もうめちゃくちゃかわい~♪

そして、生まれて3ケ月の象はもう草を食べていた。成人の象よりもまだ大きさは小さいが、3ケ月でこんなに成長するんだと驚いた。

象のエサは、何かの穀物の飼料をつる状の草で毬のようにくるくる編みながら丸めて、草玉にしていた。 飼育員がその草玉を繋がれた象の足元にコロコロと置くと、象はそれを鼻で器用に掴んで、自分の口に持っていった。

また、なぜか放し飼いの山羊が1匹いて、その辺をうろうろしていた。そして私に近づいてきて、すぐに服をかじろうとするのでかわいかった。私がその場を離れるとその山羊も一緒についてきた。なぜか動物に好かれる私である。

■象の赤ちゃん

象の赤ちゃん

象の赤ちゃん

■人なつこいヤギ

人なつこいヤギ

人なつこいヤギ

エレファントライド

午後からは、象の上に設置された椅子の上に乗って、1時間ほどの散策に出かけた。象に乗ることで、安全にジャングルにいる動物に接近することができるのだ。

「象酔い」っていうのがあるらしく、親友に気を付けてねって言われてたけど、私は大丈夫だった。しかし確かに 象の上の揺れはふわふわしていて、気分が悪くなることもあるかもしれない。

象使いは一番前に象にまたがって、足で耳の後ろを押しながらコントロールしていた。象が途中でイヤになって草とかを食べようとすると、象使いに怒られていた。象に乗ったまま川を渡り、ジャングルの中を 進み、たまに木の枝が当るのでそれを避けながら、1時間ほどの散策となった。

エレファントライドで見られた動物はシカとサルのみ。珍しい動物に出会うのは、なかなか難しいようだ。

■エレファント・ライド

エレファント・ライド

エレファント・ライド

裏体験

夕方、ガイドのアナが、プライベートな散歩に行くけど一緒に行かないかと誘ってきた。実はアナはマロニーがすごくお気に入りだったので、マロニーと一緒にいた私も誘われたというわけだ。

昨日周辺散策した場所を中心に、たまに休みながら話をしたりして、その辺りをぶらぶらした。川の向こうは国立公園内だ。 国立公園内に入るには入園料を払って、さらに危険なので、ガイドと一緒じゃないと行動してはいけない場所だそうだ。

その国立公園内の茂みから、ガイドとおそらく観光客の西洋人のふたりが出てきて、いきなりズボンを脱ぎ始めた。 私とマロニーは思わず顔を見合わせた。何かと思っていたら、そのまま川を渡り始めた。納得。

それを見て、アナが血相を変えて2人のところまで走っていった。そして長時間何やら話し込んでいた。 戻ってきたアナは「彼はクレイジーだ。あんなところを渡らせるなんて。あのガイドは全然分かってない。」と怒って いた。確かに見たもんねぇ、川にクロコダイルがいたのを。

そんな話をしていると、見たことのある人が歩いていた。Bさんだった。ちょうど彼はガイド中だったし、私も彼に渡す書類は持ってなかったので、またすれ違いとなってしまった。

孔雀

孔雀

夕暮れ

夕暮れ

このまま昨日の夕日の見えるリバーサイドに行ってもよかったけど、暇だったからもう少し足を伸ばそうということになった。

彼はしきりに夜の動物観察に行こうと誘ってきた。何のことかと詳しく聞いてみたら、動物観察小屋というのがあって、 そこに1晩泊まって観察窓から夜の動物を観察するというものだった。・・・それって“ブンブン”のことじゃ・・・。

某番組で、出演者はブンブンに行って、ほとんど拷問のような目に遭って、最終的には、 ブンブンはもう罰ゲームの対象となってたくらいである。そのブンブンに行くだと!
「絶対にイヤっ!」

そのまま、公開していない象の飼育場所に連れて行ってくれた。そこにはアナの友達がいて、私とマロニーにエサやりをさせくれるよう頼んでくれた。

私は子象に、マロニーは大人の象にそれぞれ例の草玉を直接象に与えるのをやらせてくれた。特に私の担当は子象だったので、 口の中に直接草玉を入れさせてくれた。

子象には子象用の小さな草玉が用意されていた。飼育員が離れると、子象は口には直接入れさせてくれなくなったが、鼻で器用に掴んで食べていた。

エサやり

エサやり

そのまま裏手の休憩所で座っていると、飼育員達がハシシをやり始めた。アナもそれに参加し始めたので、 マロニーと私は早く帰りたいオーラを出し始めた。それを察してアナは早く切り上げてくれたけど、もう日が暮れてきていた。

帰りにアナが実家に寄りたいと言うので、そのまま近くの村に行った。ネパールは計画停電のため、 夜もほとんど停電しているので、住宅街だというのにもう真っ暗だった。

それなのに時間はまだ早くて多くの人が普通に行きかっている。そして、こんな闇の中でも子供達は普通に遊んでいる光景を見ると、ちょっとカルチャーショックを受けた。

しかしなぜか懐かしい感じもする。なんだかこの空間にいたら、昔日本でよく起こった停電の時に、周りの住人が家から出てきてわーわーやっているような記憶がよみがえってきた。

道沿いの小さな掘っ立て小屋がアナの実家だった。そして、ここで年老いた母親がひとりで暮らしていた。 停電中なので、家の中は真っ暗で、台所のかまどの火だけが光っていた。

玄関先の濡れ縁に座って少し話をした。お茶でもどうですかと言われたけど、こんな闇の中でお茶の用意なんてなんだか悪いし、第一こんな真っ暗な中でくつろげなかった。

しかし、ネパールの人たちはもうこのような生活は日常茶飯事なのだろう。夜が明けたら起きて、日が沈んだら寝る。 それが本来の人間の生活というものなのだと、ネパールに来てから身をもって体験した。

ストライキ再び

明日はストライキだという情報が飛び交っていた。チトワンは1泊2日か2泊3日の日程で来る人がほとんどで、 マロニーも2泊3日のパッケージだった。私と同じ日に来たので、明日出発予定だった。

私は幸いにも3泊4日の予定だったので関係なかったが、彼女は明日、ルンビニに行く予定になっていたので、 不安そうにしていた。

この日の晩、人々の叫び声で目が覚めた。夢うつつに(ああ、なんか騒いでる・・・)と、うとうとしていたのだが、 朝、目覚めて今日はストライキだと確信した。

14日目(2012.01.05)

正体

ここのホテルは、雰囲気はいいけど古いホテルで、玄関のドアが外から施錠する場合は南京錠で鍵をかけるので問題はないが、中から施錠する場合、鍵がひとつ壊れていて、内開きのドアを外から強く押したら簡単に開いてしまいそうだったので、 室内にいる時には不安を感じていた。

女一人だし、用心のためにドアの前に物干し台を置いて、すぐに開かないようにして寝ていたのだが、ここに着いて初めての早朝、誰かがドアをがたがたと押してくるので、かなりビビってしまった。しかしそれ以上は押してこなかった ので、もしかしてモーニングコールだったのだろうかと自分を納得させていた。

どちらにしても怖かったので、今夜も物干し台を置いて寝た。そして2回目の朝を迎えて、また早朝ドアががたがたと音を立てて押された。今度は完全に目が覚めてしまった。(また?何なの?)と、完全にビビっていたら、 犬がプルプルする音が聞こえた。

えっ?もしかして犬?

おそるおそるドアを開けてみたら、ドアの前のマットに犬が丸くなって寝ていた。
えー?なんで?

私の部屋は2階で、しかも奥の方だった。なのに、わざわざ階段を上がって角を曲がって、ここで寝ていたというの? もしかして、庭で何度もこの犬をなでたから、懐かれてしまったかな?やはり私は動物に好かれるのかもしれない。

ガタガタの正体は、犬がドアに寄りかかって後ろ足で自分の体を掻いている音だったのである。

バードウォチング

案の定今日はストライキだった。マロニーはルンビニに行くことができず、今日もチトワンに滞在することになった。そういうわけで、私の予定にマロニーが同乗することになった。

今日の朝の予定はバードウォッチングだった。アナは野鳥の図鑑を片手に色々と説明してくれたけど、今となってはもう忘れてしまった。安物のオペラグラスを持ってきていたからまだマシだったけど、ちゃんとした双眼鏡を持ってくればよかったと、ここでも後悔した。

ジャングルの中は、川沿いで見た鳥とはまた違う鳥を見ることができた。メスとオスの模様が違っていて、 違う種類の鳥に見えるものもある。孔雀は相変わらず、そこら辺にたくさんいた。

親友はネパールから帰ってきて、森林インストラクターの資格を取ろうとしたり、バードウォチングが趣味になったりしたが、なんとなく気持ちが分かった。


バードウォチングは朝が適しているということで、早朝から出かけて行ったので、ホテルに戻ってもまだ9時半ごろだった。

食堂で、家族連れのフランス人の奥さんがちょうどフリーだったので、マロニーと3人で世間話をしていた。 するとアナが来て、これからエレファントウォッシュがあるというので、一緒に見に行った。

リバーサイドに行くと、象が象使いによって水浴びさせられていた。象使いが合図をすると、水の中で横たわり、 肌の表面の虫などを洗い流していた。そして、また合図をすると、今度は反対側を向いて、 水の中に横たわっていた。

これは、エレファントウォッシュといって、1日2回、象の水浴びを無料で公開しているのだ。そして、 希望者は象の背中に乗って象と一緒に水浴びできるようになっていた。ただし、お約束で象に鼻から水を浴びせかけられることは避けられないが。

初めは子供達が裸で参加していたが、そのうち陽気な西洋人が私も私もと参加しはじめた。さすがに大人は裸という訳にはいかず、服を着たまま。もちろん衣服は濡れてぐしょぐしょになっていた。この寒いのに、さすがは脂肪が厚い西洋人だ。

■エレファント・ウォッシュ

エレファント・ウォッシュ

エレファント・ウォッシュ

博物館見学

午後からはタルー族の博物館までサイクリングの予定だった。マロニーは追加料金を払わなくてはならないので、 一人で街に散歩に出かけた。

博物館見学は私ひとりきりだったのと、ガイドがいなかったので、サイクリングは中止になり、ホテルのスタッフが運転するバイクの後ろに乗っけられて、タルー族の博物館まで行った。

彼は早く帰って仕事に戻りたいようで、しきりにせかしてきた。私はせっかく来たからじっくり見たかったけど、 そこそこで引き上げて、今度は無理やり言ってバイクを途中で何度も止めさせて、タルー族の村の見学をした。

■博物館

博物館

博物館

タルー族の家

タルー族の家

彼はリバーサイドまで連れて行ってくれて、そこで別れた。私は今日はもうすることがないので、ここでまた夕日が沈むのを眺めることにした。

まだ日暮れまで1時間くらいあったので、暇だと思っていたら、今朝ホテルで見かけた日本人男性二人連れがいた。 暇つぶしになるかもしれないと思い、彼らに話しかけると「ガイドがここで夕焼けを見学しろと言って、どこかに行ってしまって暇だ」と言っていた。

私が初めて来た時はアナが日暮れまで色々熱心に説明してくれたことを思い出すと、アナはいいガイドだったんだなと思った。返事をしてくれた方の片割れはあきらかに迷惑そうだったので、それ以上話しかけるのをやめて、その場を離れた。

暇だなぁと思いながらオペラグラスで川沿いの鳥を見ていると、だんだん面白くなってきて、あっという間に日の入時刻になっていた。日没後も鳥を観察していると、いつの間にか薄暗くなっていた。結構バードウォチングにハマって しまったかもしれない。

日暮れ

日暮れ

15日目(2012.01.06)

カトマンドゥへ

マロニーは結局ルンビニ行きをあきらめて、私と一緒にカトマンドゥへ帰ることになった。Bさんには結局あれから会うことができなかったので、書類は信用のおけるマネージャーさんに託した。

今日カトマンドゥに帰るのは、私達の他にはホテルで知り合った成都から来た中国人3人組も一緒だった。 3人の内の一人の男性は、英語が話せるのに、マロニーではなく、なぜか私にだけよく話しかけてくれた。多分同じ東洋人だからだろう。

カトマンドゥ行きのバスは朝が遅いので、カトマンドゥに着くのは夕方ぐらいになりそうだった。

帰りも行きと同じドライブインに寄った。ちょうどお腹がすいていたのでクッキーを買おうとしたら、1パック 190ルピー(約190円)もしたので、びっくりして買うのをやめた。街なら同じものが15ルピーくらいで買えるものが、いくらこういう場所とはいえ、ちょっと上乗せすぎだろう!

その話を聞いたマロニーが気の毒に思ってか、途中のトイレ休憩の時に買ったみかんを半分くれた。なんだかネパールに来てもセコい私である。

カトマンドゥに近づいてくると大渋滞で、なかなかバスは進まなくなって、かなり疲れてしまった。マロニーが超満員ローカルバスを指差して、「うわ~スゴイね~」とモノ珍しそうに言った。
(そんなバス乗ってました~)
と思ったけど、一応「スゴイね~」と話を合わせておいた。

マロニーが「バス降り場でタクシーに乗る?」と言うので、「バス降り場のタクシーはきっとぼったくりに違いない。とりあえず、すぐにその場を離れてから落ち着いて考えよう」というと、なるほどと本当に感心していた。

ああ、どんどんマロニーにセコいアイデアが伝授されていく・・・。実際、後にもらったEメールに“旅のいいアイデアをたくさん教えてくれてありがとう”と書かれていた。

バス降り場は全然知らない場所だった。とりあえず客引きの嵐だったが、それをかき分けて、しばらく歩いた所で通行人にタメルの場所を聞いたら、意外にもすぐ近くだった。

マロニーは今日の宿を決めてなかったので、とりあえず私と一緒にフジホテルに行ってみた。すると、あいにく安い部屋は私が予約していた1部屋しか空きはなく、あとはランクの高い部屋しか残ってなかった。

しかし私は常連だということで、安い部屋はマロニーに譲って、私はランクの高い部屋を安い部屋と同じ値段で泊まらせてもらえることになった。

その点においてもマロニーはフジホテルをすっかり気に入ってしまって、いいホテルだ、いいホテルだと何度も言っていた。

感動の日本食

チトワンのホテルでは、時間になったらほとんど強制的にメニューが決まったものを食べさせられていたので、 毎日ネパール風の香辛料の効いたものばかり食べていた。

ネパールに着いた頃はうれしくて食べていたが、毎日だとだんだんイヤになっていて、もう絶対にカトマンドゥに着いたら日本食を食べようと思っていた。

しかしマロニーはチキンライスが食べたいというし、どうしようかと迷っていたが、日本食もあるけどそれ以外も食べられる「ロータス」という日本式カレーがおいしい店へ連れて行った。

そこでメニューを見ていたらおいしそうな日本の鍋料理があって、これにしようと頭の中で決めていたら、マロニーがそのメニューを指差して「私これにする」と言った。「チキンライスもあるよ」と言うと、「こっちの方がおいしそうだから」とその鍋を注文した。私は同じのじゃつまらないから第二希望の鍋料理にした。

マロニーは醤油が久しぶりだと喜んで、白米にまでかけていた。

■ロータスの料理

ロータスの料理

ロータスの料理

そのうち、マロニーはだんだんと箸を使うのが疲れてきたようで、店員にフォークが欲しいと訴えたが、英語が通じず 困っていたら、隣に座っていた西洋人のおばちゃんが助けてくれた。その西洋人な~んか見たことあるような・・・。

それにしても久しぶりの日本食。まるで飢えた子供のようにガツガツと食べてしまった。日に日に食欲がなくなっていってたというのに、一気に食欲が回復し、やはり私は日本人だったのだと思った。

他の国ではそんなに日本食が恋しいと思わないということは、私はあまり香辛料系の食事は好きではないのかもしれない。

食後は私の部屋でネパールのMTVを見ながら、マロニーと一緒にネパールのビールを飲んだ。マロニーはこれから先、インドに行ってヨガを1ケ月間行うプログラムに参加するとか。

そこでヨガの話からスポーツジムの話になって、マロニーもジムマニアだということが分かった。カナダでどんなプログラムがあるのか興味深々で色々聞いたら、やはりカナダでも今はヨガやピラティスが人気なんだそうだ。

でも日本と一緒でエアロビクス、ステップ、格闘技系、ダンス系と色々あるのも同じで、ジムの話で盛り上がった。

ホテル情報

レインボー・サファリ・リゾート
(外部のサイトに飛びます。ホテルの詳細が分かります。)
Rainbow Safari Resort
Ratnanagar,44200 Sauraha, ネパール

感想

山小屋風の建物で、私の部屋は日当たりもよく、かなり快適な部屋でした。ランクによっては水シャワーだけの部屋もあるようです。食事は食堂か外のテラスで食べられます。夜にはダンスが催されます。一応リゾートホテルということで、1日ゆっくり過ごせるような設計になっています。スタッフは皆勤勉でフレンドリーでした。

レストラン情報

ネパールのレストラン │ 海外旅行グルメ紹介
ネパールのレストランを紹介しています。
ネパール料理・チベット料理 │ 海外旅行グルメ紹介
過去にネパールで食べた料理を紹介しています。

お土産情報

ネパールのお土産 │ 海外旅行戦利品
ネパールのお土産を解説付きでまとめています。
その他アジアのおみやげ │ 海外旅行戦利品
スリランカ、ネパール、タイ、フィリピン、その他の国の食べ物のお土産を紹介しています。

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