「英語が話せないし…」で止まっていませんか?
「海外、ちょっと行ってみたいな」
そう思ったこと、ありませんか?
でもその次の瞬間、こんな風にも思いませんか?
「でも、私、英語話せないしなぁ」
今日はその「英語話せない問題」について、10年以上海外を旅してきた私が、正直なところをお話しします。
先に結論を言ってしまうと──
話せなくても、行けばいいんです。
仕事の英語と、旅の英語は別物です
「英語ができないと困る」って、本当でしょうか?
たしかに、仕事で海外に行くなら英語は必要です。契約の内容を聞き間違えたら、会社に損害が出るかもしれない。それは怖い。
でも、私たちが行くのはバケーションです。
契約書にサインするわけじゃない。商談するわけじゃない。
やることといえば、ごはんを食べて、景色を見て、買い物して、寝る。
聞き間違えたところで、失うものの程度は低いと思います。
じゃあ、実際に何が起きるの?
英語が通じなくて起きた、私の10年の経験を2つ挙げてみます。
- 注文したのと違う料理が届く。
- 道を教えてもらったけど、半分も理解できなくて結局迷う
……この程度です。本当に。昔の私は控えめだったので、聞き取れなかったことを何度も聞くのが気が引けて、わかったフリしてました。
料理は、「まぁいいか。」って思って食べたし、道は、違う人にちょこちょこ聞いてたどり着けたし。
「正しい英語」じゃなくていい。long food eat でお箸は出てくる
日本人の多くは「正しい英語じゃなきゃ話しちゃいけない」謎のルールに縛られてる気がします。
私も英文法よく分かってません。S(主語)+ V(動詞)は分かりますが・・・
実例をひとつ。
レストランでお箸が欲しいのに、「chopsticks」という単語がどうしても出てこない。そんなとき私はどうしたか。
「long…food…eat…」+ 食べるジェスチャー
これで出てきます。お箸、ちゃんと出てきます。
相手は「文法が…」なんて気にしてるのかな? 気にしてるのこっちだけだと思いますよ。
通じた瞬間、英語は「苦手なもの」から「話してみてもいいかなぁ」に変わる
単語とジェスチャーで「通じた!」という経験をすると、なぜか嬉しくなります(笑)。
「もうちょっと話せたら、もっと楽しいだろうな」
そう思い始めたらシメたものです。苦手だった英語が、「話したいもの」に変わるかもです。
つまり、順番が逆なんですよ。
- ❌ 英語を勉強してから行く → ペラペラになる日は来ないので、一生行けない
- ⭕ 先に行って「通じた!」を体験する → 話したくなる
そもそも、相手だってペラペラじゃない
ここまで「正しい英語じゃなくても大丈夫」という話をしてきましたが、根拠あります!(あくまで私個人の見解です😄)
世界のみんな、別にネイティブ並みの英語なんて話していません。
国民性や人にもよりますが、英語が母国語じゃない国の人たちも、どんどん話しかけてきます。雑談ですが、「相手から近づいてきて(←ここが大事!)流暢な英語を話し始めたら怪しい人と思え」という我が家の教えがあります。半分合ってます笑
そして正直に言うと、発音も完璧じゃないので、何を言っているのか聞き取れないことも多いです。私の英語レベルでは半分理解できているかどうかすら怪しい。知っている単語が耳に入ったら、そこから「多分こんなこと言ってるんだろうなぁ」と推測して返す。私の返事が相手の質問にちゃんと回答できているのかさえ、正直不明です。
でも、それで会話は成立するし、お互い笑って別れる。
結局、みんなこのレベルなんです。
訛った英語と片言の英語と推測とジェスチャーで、世界中の人が今日も普通に旅をしています。
彼らと私たちの違いは、英語力じゃありません。
「話したい気持ち」が「間違ってたらどうしよう」より大きいかどうか。
それだけです。
おまけ:最初の関門「入国審査」も、準備しておけば怖くない
「よし、行こう!」と思ったあなたが最初に緊張するのは、たぶん入国審査です。
でも安心してください。審査官が聞いてくることは、世界中どこでもほぼこの3つだけです。
- 何しに来たの?(目的)
- 何日いるの?(日数)
- どこに泊まるの?(宿泊先)
そして答えは、文章じゃなくていい。単語で十分です。
- 「Sightseeing!(観光!)」
- 「Five days!(5日!)」
- ホテル名を言う(発音に自信がなければ、次の方法で)
事前にやっておくと安心な準備
帰りの航空券と、ホテルの予約確認画面をスクショしておく。
聞かれたら、しゃべらずに画面を見せればいい。
スクショにするのは、空港でスマホが通信できない場合に備えるため。心配な人は紙に印刷しておけば完璧です。
もし聞き取れなかったら?
遠慮なく「Sorry?」もしくは「Excuse me? 」と聞き返してください。怒られません。それでもダメなら、黙ってさっきのスクショを見せる。審査官は「話せない旅行者」を通しているプロですから大丈夫。
……というか実際のところ、一言も聞かれずにスタンプだけ押されて終わることも多いです(個人的な感覚ですが、日本人は特に何も聞かれず通過する率が高い気がします。入国審査で長い列ができていた時、私は迷わず日本人が多く並んでいる列に行きます)。
拍子抜けするくらい、あっさり通れますよ。現在は、入国カード等も事前に電子申請対応の国が増えています。会話する機会も減ってる気がします。
話せない前提で、行っていい
まとめます。
- 旅の英語は仕事の英語と違って、失うものの程度は低い
- 正しい英語じゃなくていい。単語とジェスチャーで大体の事は伝わる
- そもそも世界のみんなも、ペラペラじゃない。推測と片言で成立してる
- 通じた体験が、英語を「苦手なもの」から「話してみてもいいかな」に変える
ペラペラになってから行こうとすると、その日はたぶん来ません。
だから、話せない前提で行っていい。
騙されたと思って、はじめてみたら?

コメント