以前、持ち物の記事で「荷物はあんまり気にしなくていい」と書きました。初めての海外旅行なら、必要だと思う物はとりあえず持っていっていい。今もそう思っています。
ただ、私自身の荷物は、ずいぶん変わりました。
私はもともと荷物をあまり持ちたくない性格で、旅を重ねるうちに、自然とこんな感じになりました。荷物の持ち方も旅のスタイルも人それぞれです。なので、「ふーん、そうなんだ」くらいの気持ちで読んでもらえたらと思います。
今回は10日間の台湾・ジャカルタ行きの旅を、実際に荷造りしながら写真に撮りましたので、お見せします。
※この記事は短期旅行を想定しています。
結論:貴重品は2つに分けて、体か服につないでおく
先に、私がやっていることをまとめます。
- パスポートと非常用のお金は、小さい袋に入れて体につける
- その日使うお金だけを、街歩き用のバッグに移す
- スマホも財布も、チェーンや紐で服かバッグにつないでおく
- ポケットの多い服を着ていく
「持つ」のではなく「つないでおく」。これが私のやり方です。
盗まれないためというより、置き忘れないための意味の方が大きいかもしれません。特にスマホは、テーブルに置いたまま立ち上がってしまうことが多いので。
以下、ひとつずつ写真でご紹介します。
荷物は全部でこれだけです
バックパック1つ・機内持ち込みだけで行きます。
左上から、巾着袋(大きいバッグを折り畳んで入れています。お土産持ち帰り用です。帰りの飛行機で預け入れ荷物に出すので、投げられても壊れないもの、例えばコーヒーやお茶を詰める予定です)、洋服、耐熱のコーヒーカップ(電子レンジ対応)とインスタントコーヒー、常備薬、液体類の袋、タオル(年季の入ったもの。ドミトリーで使って、旅の最後にさよならします)、サンダル、レインコート、歯ブラシ・マスク、割り箸・スプーン、ウエットティッシュ。だいたいこれです。
常備薬は、塗り薬と鎮痛剤をジップの袋にまとめています。日常的に飲んでいる薬がある方は、日本から持っていったほうが安心です。

液体類は、この袋にひとまとめ
液体類は100ml以下の容器に移し替えて、透明の袋にまとめます。

化粧水は、この容器に普段使っているものを入れています。
朝は化粧水+日焼け止め、夜は化粧水+ジェルクリームです。日焼け止め以外は化粧しないので、これで全部です。
クレンジングは個包装のものを日数分だけ。これは、こちらの記事で紹介したものを今も使っています。
虫よけはスプレー缶でガス入りの場合、持ち込み不可になるかもしれません。これは今までは大丈夫でしたが、航空会社によっては取り扱いが変わるかもしれません、その場合は諦めます(=没収)。
綿棒の左側にあるのは、試供品の化粧水と乳液とヘアオイルです。足りなくなった時にこれらを使います。予備として持っていきます。ヘアオイルは普段使っているものが携帯できないのでこれを代用品として使います。
※機内持ち込みの液体のルールは航空会社によって細かいところが違うので、必ず公式サイトで確認してください。
袋に入れると、こうなります。

充電器と、変換プラグ
水色のほうが変換プラグです。国によってコンセントの形が違うので、これで差し込み口の形を合わせます。

私が持っているのはBONAKERのスライド式です。世界一周のときもこれ1つを持っていきました。
このプラグにはUSBの差し込み口が付いているので、iPhoneのケーブルをそのまま挿して充電しています。
隣の白いのはiPhoneの充電器です。日本国内の空港でも使いますし、海外でもそのまま使える国があるので、念のため一緒に持っていきます。
なお、変換プラグはコンセントの形を変えるだけで、電圧までは変えません。スマホやパソコンの充電器はたいてい海外の電圧にも対応していますが、持っていく機器が対応しているかどうかは、本体や充電器の表示をご自身で確認してください。
貴重品は2つに分けます
ここが一番お伝えしたいところです。
体につける方:パスポートと、非常用のお金
この網の袋に、パスポートと、外貨と日本円を入れます。

そしてこの袋をズボンのポケットに入れて、袋のひもをベルトに通します。ベルトのない服のときは、安全ピンで洋服に留めてしまいます。
パスポートは、盗られると本当に面倒です。再発行の手続きで旅がまるごと止まってしまうので、体につけています。
非常用の日本円については、両替の記事にも書きました。なるべく綺麗な紙幣が好ましいです。
街歩きに持つ方:その日使う分だけ
こちらが街歩き用のバッグです。

中に入れるのは、お手拭きと、割り箸と、水と財布。お金はその日使う分だけを財布に入れてます。
(現地に到着するまでは、変換プラグと充電器も入れています。充電できる機内もあるので)
隣の時計はダイソーのものです。盗られても仕方ないかと思えるものを選んでいます。いい時計を旅先でなくすと、金額より気持ちの方が引きずるので。
財布は、紐でバッグにつないでいます
こちらが、スリランカの記事で書いた財布です。母からもらったもので、もう長いこと使っています。

ファスナーが複数ついていて、お金を分けて入れられます。あのときは、これに助けられました(スリランカの話はこちら)。
下に写っているシルバーのケースは、クレジットカードを入れるスキミング防止用のものです。これに入れてから、財布にしまっています。
この財布は紫の紐をバッグに取り付けています。もしすられそうになったら、気づくかなと思って。
ただ、これで絶対に防げるとは言えません。
カードの利用情報は、旅行中もこまめに確認してください。使うたびにお知らせが届くように設定しておくと安心です。もし身に覚えのない利用に気づいたら、すぐにカード会社へご連絡を。
スマホは、服かバッグにつないでおく
これはスマホケースにチェーンをつけるキットで、ダイソーで買えます。

透明のシートをスマホケースの内側に挟んで、そこから出したリングにチェーンをつなぎます。普段使っているスマホケースをそのまま使えるので、専用のケースを買わなくていいのが助かります。
挟む用のパーツが付いているので、ポケットに入れた時はズボンを、街歩き用のバッグの時は、その縁に挟んで取り付けています。
さきほども書きましたが、携帯は置き忘れが起きやすいです。カフェのテーブル、乗り物の座席、宿の充電のところ。つないでおくと、立ち上がったときに引っぱられて気づきます。

宿では、荷物をくくりつけておく
左がワイヤーの伸びる鍵、右は南京錠です。
左のワイヤーは1メートルくらい伸びるので、ドミトリーに泊まるときにベッドの脚や棚にバッグをくくりつけておけます。
とはいえ、バッグの中身が盗られないことまでは保証できません。ワイヤーを切られたらそれまでですし、そもそもファスナーは開きますし、引き裂かれることもあります。
それでも「持ち去られにくくなる(抑止力)」だけで、荷物を置いて出かける気持ちがだいぶ楽になります。

荷物のほかに、出発前にやっていること
物ではないのですが、荷造りのついでにやっていることが3つあります。どれも家を出る前に終わります。
- たびレジに登録する。外務省のサービスで、旅程を登録しておくと滞在先の安全情報や緊急時の連絡がメールで届きます(たびレジ)。
- 日本大使館の場所を、Googleマップに保存しておく。行き先の大使館・総領事館の住所は外務省の在外公館リストで調べられます
- Googleマップの地図をダウンロードしておく。通信がなくても地図が見られます。空港に着いた直後に助かります(一部、ダウンロードできない国・地域があります)
最後に:ポケットの多い服を着ていきます
道具の話をたくさん書きましたが、私が一番気を使っているのはこれです。
旅行のときは、なるべくポケットの多い服を着る。そして、いろんなものを直接身につけてしまうことです。
まとめ
今回準備したものを、もう一度だけ。
- 貴重品は2つに分ける。体につける分(パスポート・非常用のお金)と、その日使う分
- スマホも財布もチェーンや紐でつなぐ。盗難対策というより置き忘れ対策
- 宿では伸びるワイヤーで荷物をくくりつける
- ポケットの多い服を着ていく
- 荷造りのついでに、たびレジ・大使館の場所・オフラインの地図
もし使えそうなものがあれば、その中からひとつだけ試してみてください。私は貴重品を2つに分けるようにしたら、街を歩くときの気持ちがずいぶんラクになりました。
※本記事は個人の体験談です。機内持ち込みのルール、たびレジの登録条件、カードの取り扱いなどは変わる可能性があるため、最新の正確な情報は必ず航空会社・外務省・カード会社の公式サイトでご確認ください。

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